
寒い季節が近づくと「うちのインコ、夜は寒くないかな?」と心配になりますよね。
羽毛に包まれているとはいえ、インコは意外と寒さに弱い生きもの。
特に小型インコやヒナ、シニアの子は体温調節が得意ではありません。
そこで役立つのが“ペットヒーター”。
でも、いざ調べてみると「パネル?電球?セラミック?どれがいいの?」と迷ってしまう方も多いはず。
今回はインコ用ペットヒーターの種類と特徴、選び方のコツをまとめました。
最後まで読めば「うちの子にはこのタイプが合いそう!」と自信を持って選べるはずです!
鳥専用ヒーターを環境に合わせて選ぶのが一番
インコに使うなら、必ず「鳥用に設計されたペットヒーター」を選びましょう。
人間用や犬猫用の暖房器具は温度が高すぎたり、火傷や火災のリスクがあるため不向きです。
その上で「自宅の室温」「ケージの大きさ」「インコの種類や年齢」に合ったタイプを見極めることが、寒い季節を安全に乗り切るポイントです。
ペットヒーターの主な種類と特徴
まずは代表的な4タイプをざっくり把握しましょう。
パネルヒーター
ケージの外側に取り付ける薄型ヒーター。
面でじんわり温めるので乾燥しにくく、小型ケージに向いています。
直接触れても低温で火傷しにくいのが安心。
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保温電球(赤外線ランプ)
スポットライトのように一点を集中的に温めます。
鳥が暑ければ距離を取って調整でき、夜間でも光がほぼ気にならない赤外線タイプなら睡眠を妨げません。
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セラミックヒーター
セラミック球から遠赤外線を放出し、ケージ全体の空気を温めます。
広めのケージや冬の室温が10℃を下回るお家でも頼れる存在。
空気を暖める力が強い分、消費電力はやや高めです。
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温度調節機能付きヒーター
設定温度を自動でキープするサーモスタット付き。
外出が多い家庭や、ヒナやシニアでこまめな温度管理が必要な子にぴったり。
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それぞれの特徴を知るだけで、かなり絞り込みやすくなります✨
インコの種類・年齢で必要な温度は変わる
🪶 小型インコの成鳥:18〜25℃
🪶 中〜大型インコ:15℃以上
老鳥や体調不良の子は、上の目安より少し高めが安心です。
「うちの子は元気だし大丈夫」と油断せず、温度計と湿度計をケージに設置して常に数字で確認する習慣をつけましょう。
状況別おすすめヒーター
「どんな家にどのタイプが向くの?」をパターンごとにまとめました。
冬の室温が10℃以下になる家
保温電球+温度調節機能。
部屋全体が冷え込む環境でも空気をしっかり温められます。
マンションなど比較的暖かい家
パネルヒーター。
夜間だけの補助暖房にちょうど良い。
ケージが大きい・外気の影響を受けやすい
セラミック+保温電球を併用。
ケージ全体をムラなくカバー。
ヒナや病中のインコ
パネルヒーター+サーモスタット。
細かい温度管理で体力を守ります。
留守が多い家庭
温度調節付きヒーター。
自動でオンオフしてくれるため安心。
このように自宅環境とインコの体調をセットで考えるのがポイントです💡
設置のコツと安全対策
ちょっとした工夫が大きな安心につながります。
🍀 電源コードはかじられない位置へ。カバーや配線チューブで保護
🍀 ケージ全体にカバーをかけると保温効率がアップ
🍀 温度計・湿度計は必須。感覚だけに頼らない
電気代やランニングコスト
電力消費はタイプによりますが
🍀 保温電球:20〜100W前後
🍀 セラミックヒーター:100W以上が多め
1日中つけると冬場は月1,000円前後〜。
サーモスタットやタイマーを併用すれば省エネになります。
季節ごとの使い分け
夜間のみ稼働して寒暖差を緩和
🍀 梅雨や夏
冷房で冷え過ぎる時の補助として短時間使用
「冬だけ」と決めつけず、季節ごとに柔軟に考えるとインコも快適です。
まとめ
寒い季節も、飼い主がちょっと工夫するだけでインコはずっと快適に過ごせます。
🌟 種類×環境×個体差を見極めて選ぶのがコツ
🌟 パネル、保温電球、セラミック、温度調節機能付き…それぞれ特徴を理解しておくと迷わない
🌟 かじり対策やケージカバー、湿度管理も忘れずに
「どのヒーターがいいか分からない…」と迷ったら、まずは自宅の室温とケージの大きさをチェック。
それが、インコの冬支度を成功させる第一歩です‼️
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